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きな粉は香ばし食せよ乙女

NEWSさんと食が栄養

君が好きだって事以外大した意味なんて無いよ

私にとって最初のNEVERLAND――宮城公演が終わり、もうすぐ一カ月が経とうとしている。しかし、感情はいつまでも夢の国に留まって離れようとしない。NEWSの声を聴き、姿を見るだけで浮かぶあの光景。ふとした瞬間、あのキラキラと輝く夢の世界が瞼の裏に蘇る。

 

 

※)この先、NEVERLAND公演の曲に関する若干のネタバレを含みます。

 

 

 

昨日、「恋を知らない君へ」を聴いた。いや、聴いたというよりもアルバムNEVERLANDを「流していた」ところ、感情の器を突き破ってきた、と言う方が近い。私はそのイントロに導かれるまま、訳も分からず泣いていた。記憶がフラッシュバックして、心だけ”現在”という場所から乖離していた。

 

以前にも宮城公演について少し書いたが、再度書き綴らせて頂く。

あの日私を待っていたのは、大変有り難いことに、花道がとてもとても近い席だった。「恋を知らない君へ」が始まる前、加藤さんがこちら側へ花道を歩いてきた。意味が分からず混乱していたが、できる事なら……もし叶うなら通り過ぎないでほしいと思った。

そして、願いが通じたのか、加藤さんは目の前に立ち止まってくれた。勿論、立ち位置というものは予め決められていてそこに立ったに過ぎないと思う。それでも加藤さんのうちわを向けていた私を見て少し――数歩だけ位置をずらしてくれたのではないか、という誇大妄想が働いてしまう。

 

そして、その場所で「恋を知らない君へ」は始まった。

 

 

 

青空を見上げる僕は 手を伸ばす意味を知らない

 

 

あまりにも美しい姿と生歌に文字通り痺れた。頭から足先まで、身体は動くことを忘れてしまったようだった。前回のQUARTETTOは、ドームの上、かなり左端だったので、会場を俯瞰して雰囲気を楽しんでいた(もちろんとっても楽しかったけれど)。しかし今回は話が違う。完全に客観的な思考は追い出され、NEWSとの――この歌に関しては加藤さんとの――間には私と同じ時間を共有しているような実感をせずにはいられなかった。キラキラと瞬く切ない幻のような、刹那的な時間……

 

ああ 貴方だけは消えないで 夏の中へ連れてって

 

ああ 行かないでと願うだけで もう一度と願うだけで

 

 

 

自意識過剰とは分かっている。それでも、加藤さんは団扇を見てくれて、私と目を合わせて歌声を届けてくれているように思ってしまう。淡く儚いNEWSの歌声が、この時間こそ消えないで、行かないで……と感傷に浸らせる。これら一連の感情や映像は、まだ印象深く私の心に刻まれている。

その記憶が涙腺の引き金となり、聴くだけで涙が零れてしまった。満ち満ちた泉に注がれる”好き”はどうしたって溢れてしまう。私はここまで加藤さんが好きだったなんて気づいていなかった。知らなかった。だから、私が持ち合わせていた泉は小さくて、”好き”が飽和して入りきらない。加藤さんを見るだけで心がきゅっと温かく苦しくなる。溢れたものは私の笑顔、活力、涙、幸せに姿を変えて現れる。毎日加藤さんのソロを聴き、これ以上入りきらないのに注ぎ足す毎日。注ぐほどに泉の容量は大きくなるのか、好きはどんどん膨張していく。

家族や恋人に向ける感情とは違う、形容しがたい特別な気持ち。この想いはジャニオタなら誰しも感じるのかもしれないが、私の感情は私だけが感じて勝手に解釈しているので私だけのものである。誰に何を思われても、私自身がこの気持ちを大切にしてあげたい。

 

名前の無い気持ちを送ろう

 

これに君が好きだって事以外大した意味なんて無いよ

 

ただ好きなんです。それ以外に今はこの気持ちを表せない。

そういうわけで、私は今日も加藤さんを応援します。